ロシア語検定試験の合格率と落ちやすい人の特徴
ロシア語検定は4つの級に分けられていますが、それぞれの級の合格率と効率的な合格方法について解説をします。
ロシア語検定の合格率
まずロシア語検定の合格率を紹介しておきます。
各回で合格率は当然上下するのですが、
4級 60%前後
3級 45%前後
2級 25%前後
1級 10%前後
というようなデータとなっています。
級が上がるごとに合格率が下がっていっていますが、理由としては難易度が上がることと、対策が難しいことにあります。
ロシア語検定の上の級ほど対策が難しい理由とは?
少しアマゾンなどでも良いのでロシア語検定の本を検索してみてください。
ロシア語検定では
文法書、参考書
単語帳
辞書
問題集
などがそれぞれ必要となってきます。
特に1級と2級では問題集というのがほとんどないことがわかります。
過去問についてはロシア語検定を主催している東京ロシア語学院から取り寄せれば良いのですが、演習問題といえばかなり入手が難しいことを意味します。
このようなときの対策としては
単語帳の例文も押さえる
参考書の確認用の演習問題を使う
辞書で周辺知識を押さえる
ということも必要となってきます。
ロシア語検定の合格率は当てにならない?参考にできない?
上のロシア語検定の合格率の数字だけを見れば意外と高いことがわかります。
そのため
ロシア語検定は簡単なのではないか?
そこまで勉強しなくても合格できるのではないか?
というように思いがちです。
私の場合、4級はストレートに合格し、3級で一度落ちています。
理由はなめてしまったからですが、ロシア語検定の合格率はあまり当てにならないことに気づき、その後の2級と1級は一応一発合格しました。
なぜロシア語検定の合格率が当てにならないのかということですが、
ロシア語検定受検者は多くはないものの高いモチベーションを持って受験する人がそもそも多いこと
そのため受験者は落ちる人も含めてかなりレベルの高い人が多いこと
というような背景があるからです。
合格率は意外と高いのがロシア語検定の特徴ですが、絶対になめないようにしてください。
ロシア語検定の合格率とそれぞれの級にかかる勉強時間や期間
ではロシア語検定のそれぞれの級の合格までにかけた勉強時間を紹介しておきます。
あくまでも私の勉強期間なので参考程度に見ておいてください。
ロシア語検定4級 180時間 2ヶ月
ロシア語検定3級 400時間 4ヶ月強
ロシア語検定2級 800時間 10ヶ月前後
ロシア語検定1級 2000時間 1年半前後
ちなみに3級は合格時のものだけをデータにしていますので、落ちた回のものは含んでいません。
トータルで3年ほどは勉強したと思いますが、特に1級が苦労しました。
上でもいいましたように問題集が発売されていないので手探りでの勉強だったからです。
1級では過去問を数年分取り寄せて分析を何度も行い、自分なりに出題される問題を予想したりもよくしていました。
ロシア語検定になるべく楽に効率的に合格する方法
ロシア語検定では上で紹介しましたような本で座学的に勉強するのも否定できない良い勉強方法です。
しかし飽きてもきますし、しんどくもあります。
私の場合、下のような勉強方法も併用をよくしていました。
NHKのロシア語講座を見る
ロシア語の音楽を聴く
ロシア語のラジオ、テレビを見る
ロシア語のDVD教材を使う
自分でテキスト勉強していくときには当然自分の頭だけで習得していかないといけません。
しかし特にDVD教材では講師による板書を見て、話を耳でも聞き視覚、聴覚からもある意味で自動的にロシア語の知識を頭に入れてもらえます。
独力で勉強していくよりもかなり楽に学習できるのでおすすめです。
また聴取ではリスニング能力も必要となりますが、ロシア語を漫然と聞いているとあるときには突然急にロシア語がわかるようになる瞬間がやってきます。
実に不思議ですが、ロシア語をはじめ語学というのは座学とともに実践で鍛えるべきといって良いのかもしれません。
ロシア語の難易度を簡単にする教材
外国語指導のスペシャリスト松平勝男さんのロシア語教材です。
たった1ヶ月でロシア語の基礎を習得できる内容になっています。
ロシア語が難しいと思っている人、ロシア語検定の受験を考えている人にもおすすめできます。
今だけ限定価格となっています。
↓ ↓ ↓ ↓
⇒ ◆ロシア語◆ 初心者がゼロから学べる~【28日やさしいロシア語講座】