ロシア語検定試験対策！合格する5つのポイント
ロシア語検定試験というのは対策をしっかりととっていくことで
ロシア語の勉強が楽になる
無駄に勉強しなくても良くなる
不合格になって何度も同じ級を受けなくても良くなる
というように最短ルートで合格をしていくことができます。
私の場合は3級で一度不合格になり、他の級は一応その反省も踏まえて一発で合格できました。
今回はロシア語検定を受けていく中で、コツといいますかその攻略法について紹介していきたいと思います。
ロシア語検定の最大の対策は目的意識
ロシア語検定1級を取るときに私の場合にはだいたい3年ほどかかりました。
短くもない勉強期間ですが、
4級 180時間 3ヵ月
3級 400時間 6ヵ月
2級 800時間 1年
1級 1500時間 1年半
というようなところがそれぞれの級の勉強時間と勉強期間です。
同時に2つ受けた級もあるのでトータルで3年ほどかけています。
この期間にわたるロシア語の勉強のやる気やモチベーションを維持するには何のためにロシア語を勉強するのかといった目的意識が重要です。
ロシア語検定などを仮に1級まで取得しても、その使い方はいくつかあります。
国内でロシア語の翻訳家になる
ロシア圏と取引のある国内企業に就職する
ロシア圏で現地のラジオ局などで日本語通訳者となる
ロシア圏で日本人の観光客のガイドをする
自衛隊、海上保安庁でロシア語を使って働く
ロシア音楽のジャンルで働く
北海道、新潟などロシアとの交流がある地域で仕事をする
などがあります。
ロシア圏への日本人旅行者も増加していて、現地でのロシア語のわかる日本人へのニーズも高まってきています。
またロシア進出をしつつある企業も多くなってきているので、自分としてどの道でロシア語を使っていきたいのかというのは明確にしておきましょう。
ロシア語検定の合格率と難易度
ロシア語検定のそれぞれの級の合格率を紹介しますと、
4級 60％前後
3級 45％前後
2級 25％前後
1級 10％前後
予想よりもかなり高い合格率といっても良いのですが、この合格率ほどロシア語検定というのは合格しやすいものでもありません。
受験者は少ないもののロシア語へのモチベーションはかなり高い人が多い
受験者全体にレベルが高い人が多く、不合格の人でもレベルが高い
がっつりと勉強してくる人も多く、私も4級受験で難なく合格して、そのあとの3級で失敗してしまいました。
ロシア語検定ではすべての科目で60点を取ると合格ですが、60点をクリアするにはかなりしっかりと勉強していないとあっさりと落ちる試験といって良いです。
ロシア語検定対策はまず過去問？
すべての資格試験にいえることですが、過去問というのは1つ重要な対策となります。
ロシア語検定では4級と3級では過去問題集というのは比較的本屋でもありますが、それ以上の級となると問題集形式では存在しません。
そのためロシア語検定を主催する東京ロシア語学院から直接入手するようにします。
値段は1部 550円
送料は1部 200円（さらに1部増すごとにプラス100円）
4級、3級でも同じ東京ロシア語学院から過去問を入手できます。
CDもついているのですが、このCDは何度も聞くようにしましょう。
ロシア語検定対策に辞書はすぐに必要？
語学といえばまず辞書が必要となりがちです。
しかしロシア語では変化というものがあり、初心者によくあるのが変化後の単語を辞書で引いても出てこないということです。
そのためロシア語の辞書については最初は必要ありませんし、4級であれば辞書もいらないかもしれません。
ズバリロシア語辞書を購入する時期ですが、ロシア語の変化をマスターしたときといって良いです。
それまでは
自分で覚えたい単語をリストアップして単語帳を作る
ロシア語の初心者用の単語帳を購入して語彙数を増やす
というようにすれば良いと思います。
ロシア語の単語も覚えにくいかもしれませんが、実は短い単語の組み合わせや合体によって形成されているものが多いです。
そのため簡単な単語からでも覚えていくと、まったく見たことのない単語でも何となく意味が推定できるようになったりもします。
ロシア語も初級用の単語を覚えるということはその後の勉強に大きく影響するので良い単語帳で学習するようにしていきましょう。
ロシア語検定対策と文法の習得
ロシア語だけではありませんが、文法というのも語学習得では重要なことです。
文法といえば参考書を何度も読むというのが主な勉強法となります。
ちなみにそれぞれの級でおすすめする参考書は下のページで紹介しています。
特に2級と1級ではこの勉強法は重要ですが、4～3級では参考書を読んでも理解できないこともあるかもしれません。
私がこのような段階でよくしていて文法の勉強方法は
NHKのロシア語講座を見る
ロシア語の音楽、曲を聴く
ロシア語のラジオ、テレビを見る
ロシア語のDVD教材を見る
というものでした。
ロシア語を参考書で勉強していくと当たり前ですが自分の頭でだけ勉強していかないといけません。
しかしDVD教材など講座を利用すれば、講師の話を聴覚から、板書を視覚から入れていけるのである意味で自動的にロシア語文法を頭に入れてもらえることになります。
特にロシア語の文法などをはじめとした勉強で挫折しそうになっている人ほど取り入れてほしい勉強方法といえます。
ちなみにロシア語の教材についてはこのページの下のほうでも紹介しています。
ロシア語の難易度を簡単にする教材
外国語指導のスペシャリスト松平勝男さんのロシア語教材です。
たった1ヶ月でロシア語の基礎を習得できる内容になっています。
ロシア語が難しいと思っている人、ロシア語検定の受験を考えている人にもおすすめできます。
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