ロシア語翻訳家の需要は?翻訳家になるルートも解説
ロシア語を勉強していく人の中で将来的にロシア語の翻訳家になりたいという人もいるかと思います。
ただ周囲のロシア語の翻訳家をしている人もほぼいないと思いますし、実際の情報を入手するのも難しいと思います。
今回はロシア語の友人などから得たロシア語の翻訳家についての情報をまとめて解説したいと思います。
ロシア語翻訳家の需要は日本国内にある?
日本で生活しているとロシア語の翻訳家を見たこともないですし、またテレビでもロシア語の翻訳家が活躍しているようなシーンも記憶にないかもしれません。
メディア以外にも翻訳といえば出版関係もありますが、ロシア語本の翻訳というのも正直いって需要は多くありません。
たしかにまったく需要がないわけでもありませんが、
ロシア語の本でも英語のものも多いので、英語の翻訳家に需要が取られている
ロシア語文献はドイツ語、フランス語で書かれたものよりも劣る
というようなところがあります。
私の友人にロシア語翻訳家がいますが、本人の活動状況もありますが、年収は決して多くありません。
多分一般的なサラリーマンをしているほうが年収が高くなる可能性も高いと思います。
ロシア語翻訳家の年収は決して高くない
また需要もあるとき、ないときの差もあって収入の安定もない
ということで日本国内でロシア語の翻訳をしていくときには決して恵まれた環境にあるとはいえないと思います。
ただロシア語翻訳家というのは同時に人数も圧倒的に少ないので、需要をうまくつかめれば時給20~30万というようなスーパークラスの人もいます。
このように有名なロシア語翻訳家になれればサラリーマンの何倍もの年収を稼ぐ人もいることはいます。
ロシア語翻訳家以外にロシア語の仕事にはどのようなものがあるのか?
国内でのロシア語翻訳といえば上のような状況ですが、ロシア語の仕事は翻訳だけでもありません。
ロシアに進出する日本企業も増えているので、その企業のロシア語の通訳者として働く
ロシア圏で現地のラジオ局などで日本語通訳者となる
ロシア圏で日本人の観光客のガイドをする
自衛隊、海上保安庁でロシア語を使って働く
ロシア音楽のジャンルで働く
北海道、新潟などロシアとの交流がある地域で仕事をする
日本企業の海外での仕事といえば綜合商社というイメージが強いのですが、他にも製造業もあります。
今後ロシア進出を考えている
すでにロシアに工場を持っている
ロシア企業と取引がある
というような企業ではロシア語スキルを持っている人を優遇して採用しているところも多いです。
社内にロシア語翻訳者がいないと外部機関に委託するのですが、
料金が非常に高い
しかもレベルの低いところだと誤訳が異様に多い
その会社の状況や専門用語などを知らないので適切な翻訳ができない
というようなこともあります。
このような企業にとってはロシア語マスターした人を採用したいというのはよくあることでもあります。
また最近はロシア圏へ旅行する日本人も増加傾向にあって、現地のロシア語の和訳できる翻訳家も需要が高くなってきています。
私も数人ロシア圏で日本語訳をしている友人を持っていますが、現地ではかなり裕福な生活をしているようです。
もともと現地で日本語訳ができる人も少なく、ロシア圏でのテレビ局やラジオ局では重宝されているので競争相手もいないと聞いています。
ロシア圏と日本での物価などは当然違うのですが、会社から重宝されるというのは日本にいるとあまりないことで求められるという意味でも幸せそうに私からは見えます。
ロシア語の翻訳家になる方法やルートとは?
日本でロシア語の勉強をするだけでも翻訳家になっている人もいますが、私がロシア仲間から聞く中で最もおすすめしたいロシア語翻訳家へのルートとしては
日本でロシア語を勉強する
ロシア圏の大学などで学位取得する
ロシア圏で数年間日本語翻訳家として働く
その後日本に帰国してロシア語の翻訳家として活動する
というのが正統的で最も社会的に信用を得やすいと思っています。
日本国内だけでロシア語の勉強を完結するには
大学でロシア語専攻する
大学院にも進学してロシア語の勉強をする
日本企業でロシア語を使うところで働く
その後国内でロシア語の翻訳家になる
というようなルートもあります。
ロシア語の難易度を簡単にする教材
外国語指導のスペシャリスト松平勝男さんのロシア語教材です。
たった1ヶ月でロシア語の基礎を習得できる内容になっています。
ロシア語が難しいと思っている人、ロシア語検定の受験を考えている人にもおすすめできます。
今だけ限定価格となっています。
↓ ↓ ↓ ↓
⇒ ◆ロシア語◆ 初心者がゼロから学べる~【28日やさしいロシア語講座】