ТРКИ VS ロシア語能力検定!あなたはどっちを受けるべき?
このページを見ている人の中にはロシア語検定試験の受験を考えている人も多いかもしれません。
ロシア語検定試験はТРКИと呼ばれ、読み方はテ・エル・カ・イとなります。
ロシア語検定を受けるにしてもその試験の主とする目的のようなものを把握し、自分のロシア語ライフに合っているのかも考えておくようにしましょう。
ロシア語検定の種類
ロシア語検定というのは実は何種類かあります。
ロシア語能力検定
ТРКИ
ロシア語能力検定というのは東京ロシア語学院が主催している試験で、一企業が運営している試験となります。
対するТРКИはロシア連邦教育科学省が認定する国家試験で、ロシア圏でも通用する試験です。
昔はロシアでしか受験できないようになっていましたが、現在は国内でも受験できます。
日本対外文化協会、札幌大学などでも受験できるのでかなり便利になりました。
ロシア語検定試験ТРКИの目的
ТРКИはロシアにとっての外国人がどの程度ロシア語を使いこなせるかを試すものです。
ロシア語を読む
ロシア語を書く
というところをメインに試すものであって、実は本場の試験でありながらも翻訳できるかどうかを試すものではありません。
ただТРКИはロシア圏では権威のある試験ですので、
ロシアの大学などに留学する
ロシア圏で仕事をする
というような人には必須といっても良いでしょう。
ТРКИ VS ロシア語能力検定!国内就職ではどっちが有利?
ロシア語検定を考えている人にとっては就職や転職でロシア語スキルをアピールして有利にしたいというような人もいるかもしれません。
このときにどっちの資格が良いのかと迷うこともありますが、
ロシア語能力検定
国内企業にまだ知名度はある
試験科目と和訳、露訳があるので読み書きをできることをアピールできる
ТРКИ
ロシア圏と比較して日本国内では知名度がかなり低い
ということでロシア語能力検定のほうが国内就職を考えているのであれば有利になりやすいかと思います。
ただしロシア語能力検定を就職などでアピールするには最低2級が必要となるかと思います。
ТРКИの試験内容や難易度
ТРКИについて科目や難易度を紹介しますと、レベルは6つに分けられています。
入門レベル
基礎レベル
第1レベル ロシアの大学に入学できるレベル
第2レベル ロシアの大学でみっちり1年勉強した程度のレベル
第3レベル ロシアの大学院に入学できるレベル
第4レベル ネイティブレベル
第2レベルまで合格できれば生活などでは十分なロシア語能力があるといって良いです。
ロシア語能力検定でいいますと2級と同等かそれ以上のレベルにすでにあるといって良いと思います。
ТРКИの科目についてですが
文法問題
読解
作文
会話
リスニング
となっています。
ロシア語能力検定よりもロシア圏で生活できるかどうかを問うより実戦的な内容となっています。
合格するにはすべての科目で66点以上の獲得が必要となります。
ТРКИでどのレベルを受験するべき?
ТРКИは特に情報も少ないのでまずどのレベルから受ければ良いのかわからないという人もいるかと思います。
この場合にはネット上でТРКИの過去問を無料ダウンロードできるので、入手して解いてみましょう。
ちなみにロシア語能力検定も東京ロシア語学院から有料ではありますが郵送で過去問を入手できます。
ロシア語検定の過去問題集!4級から1級までおすすめを紹介
ТРКИはロシア語能力検定と比較して受験料がかなり高いですし、受験地も限定されていて気軽に受けることができるものでもありません。
レベルごとの内容をよく把握して何度も受験しなければいけないようにならないようにしましょう。
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